「大げさなリハビリ」は必要ありません。うちの親でも頼んでいいの?
本格的な病気や、寝たきりの方だけのものという誤解
「訪問鍼灸マッサージって、脳梗塞で完全に寝たきりになってしまった人や、重い病気を抱えている人だけが使うものでしょう?」
そんな風に思われている、ご家族さんやケアマネジャーさんは、実はとても多いです。
確かに、病院から退院した直後の大がかりなリハビリの延長線としてご依頼をいただくケースもたくさんあります。
しかし、私が現場でお手伝いさせていただいている患者様は、決して「寝たきりの方」ばかりではありません。
「最近、歩くのが億劫そう」「家で座っている時間が増えた」それだけで十分な理由です
- 「以前に比べて、布団から起き上がるのに時間がかかるようになった」
- 「歩くのがしんどそうで、家の中でじっと座っている時間が長くなった」
- 「デイサービスがない日は、一日中ソファーから動かない」
実は、こうした、
「なんとなく元気がなくなってきた」
「少しずつ体力が落ちてきた」
という段階こそ、私たち訪問マッサージが最もお力になれるタイミングです。
大げさなリハビリ器具や、つらい筋トレを想像する必要は1ミリもありません。
お家という一番リラックスできる環境で、心地よいマッサージで筋肉をほぐし、関節の動きをスムーズにしていく。
それだけで、驚くほど自力で動きやすくなるご年配の方はたくさんいらっしゃいます。
「うちの親くらいで頼んだら、先生に申し訳ないかしら……」
なんて遠慮は一切不要です。
「最近、ちょっと動きが鈍くなってきたな」
と感じたら、それだけで私たちがご自宅へ伺う十分な理由になります。

デイサービスや外出を嫌がる、ご高齢者の「本音」
体が思うように動かない「もどかしさ」と「恥ずかしさ」
ケアマネジャーさんやご家族さんから本当によくご相談いただくのが、
「本人がデイサービスに行くのを嫌がって困っている」
というお悩みです。
「みんなで楽しくおしゃべりして、体を動かせば元気になるのに、どうして拒否するんだろう……」
と、ついイライラしてしまうこともあるかもしれません。
でも、ご本人の心の中をそっと覗いてみると、そこには「わがまま」ではなく、深いもどかしさや恥ずかしさが隠れていることがほとんどです。
思うように足が上がらない、周りの人に迷惑をかけるかもしれない、そんな姿を他人に見られたくない――。
そうしたプライドや不安が、「行きたくない」という言葉になって現れているのです。
環境の変化に疲れてしまう、心のバッテリー
また、年齢を重ねると、新しい環境に出かけたり、多くの人とコミュニケーションをとったりするだけで、若い世代が想像する以上に「心のバッテリー」を激しく消耗します。
「家から出るのすら億劫なのに、大勢の場所に行くなんて疲れてしまう」
それがご高齢者の本音だったりします。
だからこそ、無理に外へ連れ出そうとするのではなく、まずは、
「一歩も外に出なくていい、自分だけの安心できる空間」
でケアを始めてあげることが、心のバッテリーを回復させる一番の近道になります。

筋肉の痛みだけでなく、老いに伴う「変化」を丸ごと受け止める
何度も同じことを言う。それも大切な「その人らしさ」
歳を重ねるにつれて、視力が落ちたり、少し前のことを忘れて何度も同じ話を繰り返したりすることは、誰にでも起こり得る自然な変化です。
ご家族としては、1日に何度も同じことを言われると、つい
「さっきも聞いたよ!」
とキツく当たってしまったり、戸惑ったりすることもあるかと思います。
ですが、私たちが現場でお手伝いする中で目にするのは、そんな「物忘れ」の奥にある、ご本人の決して変わらない温かい優しさだったりします。
ここで、私が最近体験した、ある患者様との大切なエピソードをご紹介させてください。
数年前から担当させていただいており、最近になって施設へ入居された80代後半の女性の患者様がいらっしゃいます。
昔から手芸が大好きで、ご自身で作った小銭入れを販売するほどの腕前の方でした。
先日、いつも通り施術に伺うと、その方が手作りの素敵な小銭入れをスッと差し出して、こう仰ったのです。
「先生、もう目が見えんくなるとよ。だから、これが私が作った最後の一個。先生にあげる」
緑内障が進行し、もう大好きな手芸ができなくなってしまうという深い感覚の中で、
「最後に作った大切な作品を私に渡したい」
と思ってくださったそのお気持ち。
治療家としてこれほど嬉しいことはありません。いただいた小銭入れは、私の生涯の宝物になりました。

……という、涙なしでは語れない感動のお話なのですが、実はこのお話には「続き」があります。
マッサージの時間だからこそ引き出せる、穏やかな笑顔
その感動の出来事から1週間後。
再び施術に伺うと、その患者様が、またスッと私の前に手作りの小銭入れを差し出して、こう仰ったのです。
「先生、もう目が見えんくなるとよ。だから、最後の一個を先生にあげる」
……お気づきでしょうか?
そう、患者様は先週私に小銭入れをプレゼントしたことをすっかり忘れ、「全く同じ感動のセリフ」とともに、私に“2個目の最後の小銭入れ”をプレゼントしてくださったのです。
私は心の中で「先週も最後の一個もらいました!!(笑)」とツッコミを入れながらも、その温かい優しさをありがたく受け取りました。
記憶が少しずつ抜け落ちてしまっても、
「誰かに喜んでほしい」
「感謝を伝えたい」
という根底にある純粋な感情や優しさは、決して失われることはありません。
私の訪問マッサージは、単に固まった関節を動かしたり、筋肉の痛みを和らげるプロとしての「動的アプローチ」を行うだけではありません。
こうした「老いに伴う変化や物忘れ」も丸ごと受け止め、時に一緒に笑い合いながら、ご本人とご家族の生活に寄り添っていくのが本当の役目だと思っています。
介護保険の枠(点数)を気にせず、お家でスタートできる選択肢
現在のケアプラン(デイサービスなど)はそのままでOK
在宅での介護生活が長くなってくると、
「デイサービスやショートステイ、ヘルパーさんの利用で、介護保険の点数(支給限度額)がもうギリギリ…」
という壁にぶつかることがよくあります。
「本当はもっとリハビリやマッサージをお願いしたいけれど、これ以上は介護保険の枠が残っていないから諦めるしかないかしら…」
そう悩まれているケアマネジャーさんやご家族に、ぜひ知っていただきたい情報があります。
私の訪問鍼灸マッサージは、介護保険を1単位も使いません。
現在利用している大切なケアプランを削ったり、変更したりする必要は一切なく、今の生活リズムのまま純粋にプラスしてご利用いただけます。
お医者様の同意のもと、医療保険をスマートに活用する仕組み
なぜ介護保険を使わずに済むのかというと、医療保険(後期高齢者医療保険や国民健康保険など)を使って国家資格を持った施術師がご自宅へ伺う仕組みだからです。
(※当院の訪問マッサージは、日頃の肩こりや一時的な疲れを癒やすための実費マッサージではなく、病気の後遺症やご高齢による筋力低下などで「お一人での外出・通院が難しい方」で、筋肉の麻痺や関節の硬さがある方が対象となります)
スタートにあたっては、普段かかっている主治医の先生から「マッサージが必要である」という同意書(1枚の書類)をいただく必要がありますが、そのお手続きの手順や書類の準備も、私がすべてスマートにサポートいたします。
ご家族の経済的な負担も、医療保険の自己負担割合(1割~3割)が適用されるため、1回あたり数百円程度で安心して継続していただけます。

太宰府周辺の在宅介護をがんばるご家族へ
一人で抱え込まず、まずは私たちの「目と手」を頼ってください
ご高齢のご両親を介護されているご家族の毎日は、本当に頭が下がる思いです。
何度も同じ話を繰り返されたり、良かれと思って用意したデイサービスを拒否されたりすると、心も体も擦り切れてしまう瞬間があって当然です。
どうか、その負担を家族だけで、一人だけで抱え込まないでください。
私たちのような外部の人間が定期的にご自宅へお邪魔することは、単なる「寝たきりゼロ」を目指す機能維持にとどまりません。
ご家族以外の話し相手が増えることでご本人の脳に良い刺激が生まれ、その時間はご家族がホッと一息つける貴重なリフレッシュタイムにもなります。
地域の皆様の笑顔に寄り添う、たがみ訪問鍼灸マッサージの想い
私は、太宰府市・筑紫野市・大野城市の地域に密着し、訪問鍼灸マッサージを行っています。
筋肉の痛みを取り、その人が持つ本来の「機能美」を引き出すことは専門家として当然の仕事です。
ですがそれ以上に、私たちは患者様の「老いに伴う変化」や「物忘れ」も丸ごと愛おしく受け止め、ご家族と一緒に笑い合いながら、毎日の在宅生活に寄り添っていくパートナーでありたいと願っています。
「うちの親の状態でも頼めるのかな?」
「ちょっと話だけでも聞いてみたい」
そう思われた時は、いつでも気軽にご相談ください。
まずは無料体験で、私たちが心を込めて大切なご両親のお体をほぐさせていただきます。
地域の皆様の笑顔のバトンを、私が全力でお手伝いいたします。

まずはお気軽にご相談ください
※施術中や移動中は電話に出られません。折り返しお電話させて頂きます。


コメント