こんにちは!福岡県太宰府市を中心に筑紫野市・大野城市で訪問鍼灸マッサージをしている、たがみ訪問鍼灸マッサージの田上です。
今回は、当院の訪問マッサージをご利用いただくきっかけとして非常に多い、脳血管疾患の中の「くも膜下出血」とその後の在宅ケアについてお話ししていきます。
今現在、病院でのリハビリ期間を終え、ご自宅で後遺症と向き合っていらっしゃる患者様や、それを支えるご家族様の参考になれば幸いです。
くも膜下出血とは?病院での治療のその先にある現実
くも膜下出血は、脳の血管にできたこぶ(脳動脈瘤)の破裂などが原因で、突然の激しい頭痛と共に発症する、命に関わる非常に重大な脳血管障害です。
一刻を争う救急搬送、そして病院での高度な手術や急性期治療を経て、見事に一命を取り留めて退院の日を迎えられたこと。それは本当に素晴らしいことです。
しかし、ご家族にとって本当のスタートは、病院から「住み慣れた我が家」に戻ってきたその日から始まると言っても過言ではありません。
自宅に戻られてから直面する、後遺症のお悩み
くも膜下出血の後遺症は、ダメージを受けた脳の場所や出血量によって、以下のように多岐にわたる症状が現れます。
身体的なお悩み(片麻痺や関節の強張り)
代表的なものが、身体の片側が動かしづらくなる「片麻痺(かたまひ)」です。
「手足に力が入らない」「立ち上がりが不安定」といった運動麻痺に加え、動かさない期間が長引くことで手足の関節がガチガチに固まってしまう「関節拘縮(かんせつこうしゅく)」が起こりやすくなります。
これが日々の着替えや移乗の際、ご本人にとってもご家族にとっても大きな負担となります。
精神的・認知的なお悩み(心の変化)
記憶力や判断力が低下する高次脳機能障害、言葉がうまく出てこない失語症などのほか、環境の急激な変化や「思い通りに動けないもどかしさ」から、不安や気分の落ち込み、涙を流してしまうほどの強いストレスを抱えてしまうことも少なくありません。
ただ揉むだけじゃない!在宅生活を支える訪問マッサージの役割
病院でのリハビリ期間が終了した後の「生活期」において、手足の強張りをそのまま放置してしまうと、脳が身体の動かし方をさらに忘れてしまうという悪循環(身体のシステムのフリーズ)に陥ってしまいます。
当院の訪問マッサージは、単に筋肉を揉みほぐしてリラックスさせるだけのケアではありません。
お医者様の同意のもと、元パーソナルトレーナーとしての知見と職人のアプローチを組み合わせた、以下のような施術を行います。
関節のロックを優しく解除するマッサージ
強張ってガチガチになった筋肉や関節を痛みのない範囲で丁寧に緩め、動かしやすい身体の土台を作ります。
脳と身体の回路を整えるアプローチ
途切れてしまった脳から手足への信号(神経回路)に対して、適切な刺激を与えることで、身体の「デバッグ(再起動)」を目指します。
体だけでなく「心の重荷」を軽くする関わりを大切に
私が訪問マッサージの現場で最も大切にしているのは、身体のケアと同じくらい、患者様やご家族様の「心」に寄り添うことです。
以前、当院で担当させていただいたくも膜下出血後遺症の片麻痺をお持ちの女性患者様は、ご家族や環境の変化に対する不安から、訪問時に涙を流されることがありました。 そんな時、私はマッサージの手を休めず、私自身の過去の挫折や引きこもりの経験を恥ずかしがらずにお話しし、じっくりと対話を重ねました。
その後、患者様はパッと明るい笑顔を見せてくださり、私のことを親しみを込めて「お兄ちゃん」と呼んで、今では毎回の訪問を心から楽しみにしてくださっています。
お互いにイライラしてしまいがちな在宅介護の日々だからこそ、第三者であり国家資格を持つプロがご自宅に伺い、対話を通じて「心の重荷」をフッと軽くする。それも地域密着の訪問マッサージ師の重要な使命だと思っています。
まとめ:介護保険の枠を気にせず、チームで支える在宅ケア
くも膜下出血後の在宅療養では、病院の理学療法士(PT)さんや作業療法士(OT)さん、そしてケアマネジャー様との「チーム医療・介護」の連携が欠かせません。
当院の訪問マッサージは、ケアマネジャー様の立てたケアプラン(介護保険の限度額)を一切圧迫しない「医療保険(健康保険)」が適用されます。
そのため、費用やお財布の負担を最小限に抑えながら、今の介護サービスにプラスして継続的な専門ケアを取り入れることが可能です。
「退院したけれど、これから家でどう関わっていけばいいか不安」 「親がふさぎ込みがちで、心と体の両方をケアしてほしい」
そんな時は、どうか一人で抱え込まずに、まずは身体のチェックを兼ねた【初回無料体験】から、お兄ちゃんに相談するような気持ちで、お気軽にお声がけくださいね。


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